Windows11 Update 「バージョン 24H2」によるCADPAC 2DのMailslot版ネットワークライセンスが接続不可になる現象について

Windows11 Update 「バージョン 24H2」によるCADPAC 2DのMailslot版ネットワークライセンスが接続不可になる現象について

サポート

Windows11の大型アップデート 「バージョン 24H2」がインストールされた場合、CADPAC-CREATOR 2DのMailslot版ネットワークライセンス環境で「ライセンスサーバーが見つかりません。」とエラーが表示され、CADPAC 2Dが起動できない現象が発生しています。
尚、この問題はWinsock版では発生しません。

<2024.10.10更新>
Mailslot版は昔からCADPAC 2D ネットワークライセンスで採用している方式でMailslotという通信メカニズムを使用しております。今回リリースされた24H2ではMailslot機能が正式に廃止されています。
Mailslotは古い通信メカニズムとなり数年前からマイクロソフト社はMailslot機能の非推奨を進めていた為、弊社では6年前より2D ネットワークライセンスWinsock版を用意し、Mailslot機能廃止に対応しております。
Mailslot版をお使いのユーザ様が24H2に更新しますと、CADPAC 2Dは起動しない状態になりますので、ご注意願います。

【回避策】
回避策①
24H2にしてしまった場合には、Windowsの設定 > システム > 回復 にて以前のWindows11環境へ戻すようお願いします。
また、Mailslot版の環境では24H2への更新は絶対に行わないようにしてください。

回避策②
Mailslot版からWinsock版へ切り替えをお願いします。
Winsock版のサーバープログラムはCADPACのインストールプログラムに含まれています。
Mailslot版からWinsock版への切り替え方法は、インストールガイドの「Mailslot版(従来)からWinsock版への入れ替え方法」をご参照頂くか、こちらの▶ 「CADPAC-CREATOR2DネットワークライセンスMailslot版からWinsock版への入れ替え方法.pdf」をご参照頂き、切り替えをお願い致します。
Winsock版の24H2及びServer2025の正式対応は2025年4月を目標としております。

【現在ご利用中の通信方式確認方法】
CADPAC 2Dクライアントを起動させ、プルダウンメニューの[ヘルプ]-[バージョン情報]を実行します。
追加情報の「ライセンス種別 : ネットライセンス(WS)」と表示されている場合には、Winsock版をご利用中です。「(WS)」の表示がない場合にはMailslot版をご利用中となります。


<2024.11.8追加情報>
11月4日にリリースされましたWindows Server 2025は現在検証を進めております。
Windows11 24H2と同様にWindows Server 2025にはMailslot通信は搭載されていません。Mailslot版はご利用頂けませんのでご注意願います。Winsock版への切り替えを進めて頂ますようお願いいたします。

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