CADPAC-NT 3Dとは
CADPAC-NT3Dは「2D設計の延長線上にある3D設計環境の実現」をコンセプトにした3DCADシステムです。
直感的に使えるダイレクトモデリングが特徴的です。
CATIA V4/V5, Pro/E, UG 入力、CATIA V4出力などが追加された「CADPAC-NT 3D Ex」もご準備しています。
詳しくはこちら
製品の特長
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直感的なモデリング・形状修正
拘束条件や作業履歴なしで、編集したい箇所を直接指示し、設計者の意図の通りの形状修正ができます。
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2D図面を活用した3Dモデリング
ご使用中の2D CADで作成した図面をオリジナル形式のまま読み込む2D Translator機能が標準装備されています。
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豊富なデータコンバーター
他の3D CADで作成された生データを直接読み込み、書き出しできるコンバーターが各種用意されています。
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CADデータベースと連携した部品情報の集計・作表・出力機能
関連する複数の図面データから部品データを横断的に収集し、その数量を算出したり、部品ごとの詳細情報を明示する構成部品リストデータを生成し、在庫管理システムや生産管理システムとの連携も可能です。 詳細はこちら
こんな方におすすめ
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既存の2D図面を利用して3D化したい方
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パラメトリックモデリングに手こずっている方
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履歴や拘束条件でモデルの編集に苦労している方
主な機能
※ 画像をクリックすると拡大表示できます
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ダイレクト編集
要素を直接ドラッグして視覚的に位置や大きさの編集ができます。
編集中の軌道が表示されるため、他の部品と干渉するかを確認しながらの調整が可能です。 -
寸法連動編集
ソリッドの大きさを間違えて作成してしまった場合や、サイズの調整を行いたい場合、寸法の数字を変更するだけで自動で大きさを変更することができます。穴のピッチや面の角度も変更可能です。
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自由なレイアウト
1つのファイル内に3Dモデルを作成する「モデルモード」と2D投影図を表示する「レイアウトモード」があります。
3Dモデルを編集すると2D投影図にも自動で編集が反映されるため、常に差異がない2D図面ができます。 -
柔軟なアセンブリ
構想段階はファイル内で自由にモデリングができ、アイデアが固まったら必要な部品のみを自由に取り出したり(バラシ)、総組み立てモデルを作成することができます。(組付け)
また、各3Dモデルにはモデルと連動する複数のレイアウト(承認用、提案用)が作成できます。 -
機械設計パーツ
機械設計に必須JIS規格の機械パーツを標準装備しています。
ボルトやナット、アングル、歯車など約60種類のパーツを作成することなく、パラメータ入力だけで生成可能です。
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ライセンス種類
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ローカルライセンス
USBプロテクタをPCに装着して使用します。
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オプション
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外部入出力
CADPAC-NT 3D 標準搭載機能
標準で搭載しているコンバータです。
ファイル形式 データ変換 ファイルタイプ サポートバージョン アセンブリ
ファイルACIS 読込み&書出し sat ; sab 1.5 – R2024 – DWG/DXF 読込み&書出し dxf ; dwg 2022までの全バージョン – IGES Geometry 読込み igs ; iges 5.3まで YES 書出し 5.3 STEP 読込み&書出し stp ; step ; stpZ AP203 , AP214 , AP242 YES Parasolid 読込み x_t ; xmt_txt ;
x_b ; xmt_bin7 – 37 YES 書出し 20 – 36 SOLIDWORKS 読込み
(Geometry)sldprt ; sldasm 1999 – 2024 YES 読込み
(Drawing)※1slddrw – 読込み
(PMI)※2– Autodesk Inventor 読込み
(Geometry)ipt 9 – 2025 – iam YES 読込み
(PMI)※2– – STL , TIFF , BMP ,
HMF/HSF , U3D ,
OBJ読込み&書出し – – – VRML , HPGL ,
WMF , CGM , PDF書出し – – – CSV 読込み – – – - 読込み(Drawing)は、別途「2Dドローイング入力」オプションが必要になります。
- 読込み(PMI)は、別途オプションが必要になります。詳しくはご相談ください。また、SOLODWORKSのPMIのサポートは現在visual PMIのみに限定されています。Dim Xpert モジュールで作成されたPMIは現在、バージョン2014以降でサポートされています。PMIのサポートはSolidWorks eDrawingsでのPMIサポートと同等です。
CADPAC-NT 3D Ex 搭載機能
「CADPAC-NT 3D Ex」では、標準のコンバータに加え、下記のデータ変換に対応しています。
ファイル形式 データ変換 ファイルタイプ サポートバージョン アセンブリ
ファイルPTC Creo
(Pro/E)読込み
(Geometry)prt ; asm Pro/E2000i – Creo11.0 YES 読込み
(Drawing)※3drw – 読込み
(PMI)※4– Siemens NX 読込み
(Geometry)prt 10 – 2406 YES 読込み
(Drawing)※3– 2406 – 読込み(PMI)※4 – 10 – 2406 Solid Edge 読込み
(Geometry)par ; asm ; psm ST10 , 2024 YES 読込み
(Drawing)※3dft – 読込み(PMI)※4 – JT 読込み
(Geometry)jt 10.10まで YES IFC 読込み ifc 2×3 , 2×4 , 4 YES Rhino 読込み 3dm V8まで – CATIA V4 読込み
(Geometry)model ; exp ;
dlv ; session4.1.5 – 4.2.5 – 読込み
(Drawing)※3model ; mod ;
exp ; dlv読込み(PMI)※4 – CATIA V5 読込み
(Geometry)catpart ;
catproduct ; cgrV5 R10 – V5-6R2024(R34) YES 書出し
(Geometry)※5catpart ;
catproductR14 , 19 , 20 – 読込み
(Drawing)※3catdrawing V5 R10 – V5-6R2024(R34) 読込み
(PMI)※4– 3DXML
(CATIA V6)読込み
(Geometry)※63dxml V6 R2010x – R2013x
3DExperience
R2014x – R2024x– - 読込み(Drawing)は、別途「2Dドローイング入力」オプションが必要になります。
- 読込み(PMI)は、別途オプションが必要になります。詳しくはご相談ください。
- 書出し(Geometry)は、別途「CATIA V5 出力」オプションが必要になります。
- 読込み(Geometry)は、別途オプションが必要になります。詳しくはご相談ください。
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動作環境
最低動作環境 推奨環境 CPU 1GHz以上の64ビット(x64)
プロセッサIntel Core i7(Quad-Core)または
Dual/Quad-Core Xeonまたは同等
またはそれ以上のプロセッサメモリ 8GB 16GB以上 インストールに
必要な空き容量1.5GB isoファイルサイズ 1.1GB モニター 1280×768 1920×1080以上 グラフィックボード 特に指定無し 1GB以上のメモリを搭載した
NVIDIA社製プロテクタ USBポート(Type-A) マウス マイクロソフト社製マウスまたは互換製品 インターネット isoファイルやパスワードカード、ユーザー登録時に必須。
(isoファイルのダウンロードなどに別途通信料がかかる場合はお客様のご負担となります。)- 「Surface Pro X」等のARMプロセッサ搭載PC(通称 Windows on ARM)では動作しません(動作保証対象外)
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対応OS
OS名称 動作保証 備考 Windows 11 ○(推奨) Pro 日本語版 Windows 10 ○ Pro 日本語版(64ビット) - 2D TRANSRATORの対応OSも同様です。
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デモ動画公式YouTubeチャンネルはこちら
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寸法連動編集機能
寸法を付加し、その寸法値を変更することにより3Dモデルを変更することができます。2次元的な編集が可能です。
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3D詳細設計
履歴や拘束にとらわれず、ダイレクトなモデリングや編集で詳細設計をおこなっていきます。
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他社データ編集
CADPAC 3Dでは様々なデータを読み込み可能です。他社データを読み込んだ場合でも、簡単にモデルの修正や編集ができます。
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