現在土木業界では、電子納品の本格導入に伴って、CAD図面の納品スタイルにも様々な制約が設けられました。工種や図面種類ごとにレイヤー名・線スタイル・文字色を変更しながら作図しなければならなくなり、作図に要する時間が大幅に増加してしまいます。
「電子納品支援オプション」の、「レイヤー切替」は操作一つで作図レイヤー・線スタイル・文字色を切り替えることができるので、何も考えずに作図を進めることができます。また最終的に電子納品する際に「スタイル一括変換」でレイヤー名を付けて変換をします。「スタイル一括変換」では、変換時に線スタイルや文字色の変更ができますので、もし誤った線スタイルや文字色で作図していても、最終的な変換の際に正しいスタイルに変換されます。変換後のファイル形式はP21/SFC/DWG/DXFから選択できますので、あらゆる納品先への対応が可能となります。
各コマンド群
図面種類設定/レイヤー切替/スタイル一括変換/テーブル設定/禁則文字
電子納品までの流れ
- 「テーブル設定」で「レイヤー切替」と「スタイル一括変換」のテーブルを設定する。
- 新規図面を開き、「図面種類設定」で工種と図面種類を選択する。
- 「レイヤー切替」で作図レイヤー・線スタイル・文字色を切替ながら作図する。
- 「スタイル一括変換」でレイヤー名を付けて、P21/SFC/DWG/DXFに変換する。